インプラントの寿命は
治療後のケアが鍵

「インプラントは虫歯にならないから、あまりケアは必要ない」

そんな誤解をされることがありますが、実はインプラントこそ丁寧なケアが欠かせません。

確かにインプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病（インプラント周囲炎）にかかるリスクは天然の歯より高いのです。適切なケアを怠ると、歯ぐきやあごの骨が炎症を起こし、せっかく埋め込んだインプラントが不安定になってしまう可能性もあります。

インプラントを長持ちさせるためには、天然の歯以上の丁寧なメインテナンスが必要なのです。
 

インプラント治療の成功・失敗は、どこで決まるのでしょうか。手術が無事に済んだら成功、とする医院もあるかもしれません。

当院は違います。手術が無事に成功し、その後も長きに渡ってきちんと機能してこそ、治療の成功であると考えています。

そのため私どもは、治療後のケアを特に重視しております。定期検査では、インプラントの状態や噛み合わせの確認、レントゲン撮影による骨の状態チェックなど、さまざまな角度から検査を実施。問題の早期発見に努めています。これらのチェックは手術を担当した院長自身が行います。

中には患者さまご本人が「問題なく使えている」とお感じでも、実は歯にダメージが加わっていることが。例えば噛み合わせが適正でない場合、インプラントそのものだけでなく、インプラントと噛み合う歯にも必要以上の力が加わってしまうのです。

ご自身では気付きにくい異常も、定期検査で見つけることができます。
 

定期メインテナンスでは、前述の院長によるチェックのほか、歯科衛生士による入念なクリーニングを実施いたします。また、ご自宅でのケア方法もアドバイス。メインテナンスの間隔は、1～3か月に1回ほどです。

定期的なチェックを行えば、お口の中の小さな変化に素早く気づけ、適切な対応を取ることが可能になります。インプラントを長く快適に使い続けるためには、治療後のケアが何より大切です。長持ちするインプラント、そして健康で快適なお口のため、ぜひともお手伝いをさせてください。